日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S57] 創薬開発に向けた基礎免疫学の進歩

2023年3月28日(火) 14:00 〜 16:00 [C1会場] 高等教育推進機構 S1 (S棟1F)

オーガナイザー:柏倉 淳一(北海道科学大薬)、西田 圭吾(鈴鹿医療大院薬)

非自己である細菌やウイルスなどの病原体が体に侵入すると、免疫系は即座に働き、体内に侵入した異物を排除する。しかしながら、免疫応答が正常に機能せず暴走すると、自己免疫疾患やアレルギーなどの発症につながることから、正常な免疫応答と異常な応答との違いを理解することは、免疫アレルギー疾患発症予防や新規治療薬の開発に必要とされる。また、最新の免疫学的知識の獲得や深い理解は、社会全体の環境衛生を担い、医療人の一人である薬剤師として重要である。本シンポジウムでは、最新の免疫学を5人のシンポジストにわかりやすく説明してもらい、様々な免疫疾患や新興感染症に対する新規治療戦略や新規治療薬開発への一助になるようなシンポジウムを開催する。本シンポジウムにより、多くの聴衆が最新の免疫学知識のアップデートに繋がることを期待している。

趣旨説明:柏倉 淳一(北海道科学大学薬) (14:00 〜 14:05)

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