日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S59] 重水素創薬:重水素の基礎から重医薬品まで

2023年3月28日(火) 14:00 〜 16:00 [E1会場] 高等教育推進機構 E301 (E棟3F)

オーガナイザー:中 寛史(京大院薬)、澤間 善成(阪大院薬)

2017年の重水素化医薬品 (重医薬品) の登場は、医薬品開発に革命をもたらした。重水素ありきで医薬品を創出する研究開発は企業主導で加速している。しかし、重水素導入による影響や機能、重水素化の方法論など、背景にある学術的側面には不明な点が多く残されている。このような背景のもと、国内では学術変革領域研究(B)「重水素学」が発足し、合成•理論•測定•代謝など、あらゆる側面から重医薬品と、関連する重水素化有機物質の科学について統合的な研究が進められている。重医薬品開発の現状はどうなっているのか?重医薬品はどうすれば効率的に合成できるのか?重水素が導入されるとどのような機能が期待できるのか?本シンポジウムでは、広い意味での薬学領域における重水素研究を推進する先生方に、重医薬品の開発の現状や、効率的合成法、また分析や同位体効果に関わる基礎的な側面まで、最先端の知見をご紹介頂く。重水素創薬に向けて多面的なご講演を頂くことで、重水素化を基盤とした創薬研究の基礎から実用化までを議論したい。

趣旨説明:重水素創薬とは?:中 寛史(京大院薬) (14:00 〜 14:05)

前半の質疑応答 (14:50 〜 15:00)

後半の質疑応答・総括:澤間 善成(阪大院薬) (15:45 〜 16:00)

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