日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S62] マイクロ・ナノプラスチックのヒト健康影響の解明に向けて(日本薬学会、北海道大学大学院薬学研究院 共催)

2023年3月28日(火) 14:00 〜 16:00 [G1会場] 学術交流会館 講堂 (2F)

オーガナイザー:堤 康央(阪大院薬)、辻野 博文(阪大院薬)

近年、SDGsにて警鐘が慣らされているように、プラスチック製品による生態/生体系への負の影響が世界的に危惧されている。中でも5 mmよりも小さいサイズのプラスチック微粒子であるマイクロプラスチック(MP)が問題視されており、昨今では特に1μmよりも小さなナノプラスチック(NP)への懸念が高まっている。MPやNPは今や飲料水や食塩、人の糞便、血液、胎盤からも検出されるなど、ヒトが曝露されているのは、紛れもない事実であるものの、サイズ、材質、形状、表面性状など物理化学的特性の複雑さがヒトの健康に及ぼす影響は明らかでない。本シンポジウムでは、マイクロ・ナノプラスチック(MP・NP)のヒト健康影響の評価基盤の構築や生体に及ぼす影響についてその最新トピックについてご紹介いただき、将来的なMP・NPのハザード解析を論じる機会としたい。

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