[P1 [A]] 学際研究の芽吹きを支える効果的な支援のあり方とは?
文理の枠を超えた「総合知」を創出する一つの方法として,学際研究がますます重要視されつつあるが,実際に学際研究を始めようとしても,様々な課題により取り掛かることすら容易ではない。そこで京都大学では,2013年度より学際研究が芽吹くための土壌を構築し,学際研究の活性化を推進することを目的に,学際融合教育研究推進センターと学術研究支援室が協働して,学内ファンド「分野横断プラットフォーム構築事業」を立ち上げた。本発表では,採択された研究者へのアンケート結果も含め,これまでの活動を包括的に振り返ることで,学際研究がまさに始まろうとする「芽吹き」に対する支援のあり方について,その効果と課題を提案する。