[P24 [E]] J-PARC MLFにおける効率的な成果収集のための取り組み
-Crossref Funder Registryの活用-
大強度陽子加速器施設 物質・生命科学実験施設(J-PARC MLF)はアジア・オセアニア地域における最高クラスの中性子・ミュオン実験施設であり、世界中から実験課題申請を受け付けている。ユーザーに成果報告を依頼し、成果の把握と検証を行っている。大半の成果は報告されているが、報告もれが見受けられたため、より正確な成果の状況把握およびユーザーの負担を軽減できる効率的な収集方法が必要となった。そこで、助成金情報収集・公開システム(Funder Registry)を活用して成果収集の補完を試みることとした。本発表では、成果収集の現状と課題、Funder Registry登録の経緯、および今後の展望を示す。