一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

講演情報

ポスター発表

ポスター発表 » 英語に関する指導・研究/感覚・運動(視覚、聴覚、不器用)/学校(幼・小・中学)での支援/諸外国での取組み

[P3] ポスター発表3

2019年11月9日(土) 12:35 〜 13:15 ポスター会場 (3F 301+302)

12:35 〜 13:15

[P3-033] アーレンシンドロームを有する人の視機能について

- 近方視力、色覚、両眼視機能に着目して -

〇佐藤 七瀬1,2、新井 里依2、角田 茉里恵2、小園 侑理愛1、五十嵐 千明1、熊谷 恵子3 (1. 筑波大学人間総合科学研究科、2. 筑波大学心理・発達教育相談室、3. 筑波大学人間系)

キーワード:アーレンシンドローム、視機能、読み困難

アーレンシンドロームと視機能の関連性を明らかにすることを目的とし、眼科疾患が認められないアーレンシンドロームを有する者20名を対象に、近方視力、色覚検査、両眼視機能の3点から評価を行った。その結果、20名のうち10名が視機能に問題があることが分かった。特に、20名中8名が両眼視機能に異常が認められたことから、アーレンシンドロームを有する者の中には、両眼視機能の問題が文字の歪みや眼精疲労に起因している可能性が示唆された。アーレンシンドロームを有する人の多くが、眼科では異常は見られず、困難さが理解されにくい。したがって、視機能評価をはじめとした実態把握を行うことが重要であると考えられる。

抄録パスワード認証
抄録の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。
パスワードは学会員様、非会員様(事前参加申込完了者)、閲覧申込者様にメールにて配信しております。

パスワード