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[P7-083] 通常学級での不適切な行動を予防するために
医療との連携による要因分析に基づく授業モデルを担任に示し、成功した一事例
キーワード:要因分析、要因分析からの支援方法、予防的支援
対象児Aは、就学直前に保育園での他児とのトラブルにより、医療センターを緊急受診し、受診の継続と外来発達療育(以下:療育)を受けた。Aの主訴は「意に沿わない時の衝動性」「他者との距離感と力加減のできなさ」と報告されていた。しかし、療育でAは、療育者の指示に従い、他児と協力して遊ぶ等、不適切な行動は見られなかった。一方、通常学級では、他児とトラブルを起こす等の姿があるとのことだった。そこで、筆者らは療育の要素(要因分析による支援)について、Aの通う小学校で授業モデルを示し、通常学級担任による授業実践と評価を行った。その結果、環境の整えが「予防的支援」として有効であった。
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