一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

講演情報

教育講演

[EL7] 教育講演7
関係性を基盤とした自閉スペクトラム症の子どもへの早期支援

~コミュニティーベースの支援という視点から~

[EL7-01] 関係性を基盤とした自閉スペクトラム症の子どもへの早期支援

~コミュニティーベースの支援という視点から~

〇黒田 美保1 (1. 帝京大学文学部心理学科)

【略歴】
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。ノースカロライナ大学医学部TEACCH部門留学後、国立精神神経医療研究センター精神保健研究所、福島大学等を経て現職。発達障害の中でも、自閉スペクトラム症を主に研究しており、自閉スペクトラム症の診断アセスメントのゴールドスタンダードと言われるADOSやADI-Rの日本語版作成や心理学的介入の新しいアプローチの開発を行っている。また、研究を臨床に活かすことを重視し、健診システムやフォローアップの改善にも自治体とともに取り組んでいる。

【要旨】
自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder以下,ASD)については,早期発見・早期介入の重要性が広く認識されている。一方、ASD児には、療育センターで学んだスキルを保育園などで汎化させることに関して困難がある。こうした汎化の問題に対応したコミュニティーベースの早期介入として、講演者は、JASPERプログラムに注目している。JASPERとは, 遊びを通して介入を行いながら対人コミュニケーションの力を育むN D B Iといわれる方法の一つである。講演では、JASPERプログラムの概要と日本の研究実践を紹介する。

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