[J20] 自主シンポジウム20
自閉症スペクトラムのある人の余暇・自由時間の支援（4）

[J20] 自閉症スペクトラムのある人の余暇・自由時間の支援（4）

～学校現場での余暇指導を充実させるために～

企画者：宮野 雄太¹
話題提供者：宮野 雄太¹、佐々木 敏幸²
司会者：縄岡 好晴³
指定討論者：日戸 由刈⁴ (1. 横浜国立大学教育学部附属特別支援学校、2. 東京都立港特別支援学校、3. 大妻女子大学、4. 相模女子大学)

キーワード：自閉症スペクトラム、余暇・自由時間、学校

社会生活の中には、余暇という時間がある。自閉症スペクトラム（以下、ASD）のある人に対して、余暇スキルの充実が移行支援の一領域として検討されることがある（Mesibov et al., 2007）。また、余暇活動の充実は問題行動の予防の一つになるとも指摘されている（Ala’i-Rosales et al., 2008)。以上のように、余暇の充実が、社会生活の自立や充実感に寄与すると考えられている。それでは、ASDのある人の余暇を過ごす力の育成やそのための支援は、学校現場でどのように取り組むことができるだろうか。また、学校現場での取り組みを充実させるにあたって、どのようなことが必要であろうか。本シンポジウムでは、特別支援学校における余暇・自由時間の支援について実践報告し議論を進める。