第16回日本地震工学シンポジウム

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オーガナイズド・セッション » OS1 免震・制振技術の継承と革新:レジリエントな社会を目指して

免震・制振技術の継承と革新:レジリエントな社会を目指して(3)

2023年11月23日(木) 14:00 〜 15:30 G403 (パシフィコ横浜ノース4階)

座長:小林 正人(明治大学)、松田 和浩(名城大学)

我が国の免震技術は、関東地震のあとに複数の特許が出され、当時すでに実用化もなされている。関東地震から60年が過ぎた1983年には積層ゴムを用いた日本最初の免震建物が建設されており、現代的な免震技術は2023年に40年の節目を迎える。免震・制振技術は、一般社会に普及してきており、今後は社会的な責務を果たすことが求められる。そのためには、台風・豪雨・地震・津波など複合化・激甚化する自然災害への備え、カーボンニュートラルに貢献する技術開発が必要となるが、ほかにも免震・制振部材の品質保証、国際競争力の強化、技術開発の停滞感・閉塞感の払拭など、多くの課題が存在する。本セッションでは、免震・制振技術の継承と革新をテーマとして、次代に継承すべき技術、顕在化した課題への対応、新しいアプローチによる技術開発などについて、多様な専門分野・多世代の参加者による議論を展開し、レジリエントな社会を目指す新たな端緒を見出したい。

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