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[2701-13-07] (学生発表:修士課程)銀電解における電析挙動の解明
司会者:安田 幸司(京都大学)
キーワード:銀、電解精製、電析、電気化学
銀電解の電析形状とそれに伴う銀よりも貴な金属の電析挙動について研究を行っている。現状、大部分の操業で採用されている銀電解方式は、硝酸浴によるメビウス法が主流であり、この方法で析出する銀の電析形状はデンドライト状である。これを定期的に掻き落とさなければ、電気的な短絡が発生してショートが起こることが問題となっている。このことからデンドライト状の先端にかかる局部的な電流密度は平均電流密度と比較して高いことが推定される。そこで本研究では、デンドライト状の先端電流密度の違いと銀よりも貴な金属の電析挙動を解明していくことを目的とした。硝酸浴でのデンドライトの電析速度を継続観察し、析出した銀を回収して径や断面積を測定した。この方法により、先端電流密度と平均カソード電流密度の比較を行い、デンドライトの部分電流密度の違いや、電解液濃度などがその変化に及ぼしている影響を検討した。
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