2018年春の年会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1E08-13] 線量測定3

2018年3月26日(月) 14:45 〜 16:20 E会場 (R1棟 R1-311)

座長:後藤 淳 (新潟大)

16:00 〜 16:15

[1E13] 大型任意形状対象物に対する放射能表面汚染密度自動測定装置の開発(Phase-2)

*近江 正1、山田 悠介1、及川 志郎2、竹山 信一2、高橋 浩3 (1. 原電、2. スギノマシン、3. 富士古河E&C)

キーワード:表面汚染密度、自動測定、任意形状

物品等を管理区域外へ搬出する際には,対象物の放射能表面汚染密度を測定する必要がある。原子力発電所などでは小物について物品モニタ等の自動装置を導入して測定業務の合理化を図っているものの,測定対象が大型の場合には手サーベイによる測定を行うため,測定作業の負担や測定の精度に個人差が影響する懸念がある。今回開発する測定装置は,3Dスキャナにより3次元形状を自動認識し,これを基に,測定対象物表面の法線上をロボットアームが一定の距離で移動する測定経路を計算する。ロボットアーム先端に取り付けたサーベイメータを,測定対象物の表面に沿って一定の距離を保ちつつ近接させて移動させることにより検出感度を一定に保持し,様々な形状の対象物の表面汚染密度を測定可能な試験装置を開発した。