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[81] 立ち寄り型の介在機会モデルに基づく1次元空間の施設配置分析
-高速道路のサービスエリアの集客数推定への応用
キーワード:介在機会モデル、施設配置モデル、サービスエリア、パーキングエリア
本研究では、消費者がロードサイドの店舗に立ち寄る際の確率的な挙動について,介在機会モデルを用いて考察する. このモデルを用いて,複数の施設配置の条件下で,顧客の立ち寄り数の和を最大化する数理計画問題を定式化した. トリップ密度が一様な場合,最適な施設配置においては,各施設の間隔が相互に等しく,かつ各施設の立ち寄り客数の期待値も一律となる,という著しい特長が発見された. 次に,このモデルを高速道路上のサービスエリアやパーキングエリアへの自動車の立ち寄り数について記述するために適用した.このモデルの有効性は,本研究の実際のデータによって実証された.