各賞表彰式、学会賞受賞講演、加藤記念講演
<開催日> 3月28日(火)13:30~
<場所> 1号館3階131・132教室「記念講演会場」、Zoom
スケジュール
13:30〜14:00 大会式典
14:05〜14:45 表彰式
功績賞、学会賞(武井賞)、学術賞、技術賞(棚橋賞)、
進歩賞(佐野賞)、論文賞
14:50-15:30 電気化学会賞(武井賞)受賞講演
桑畑 進(大阪大学)
| 電気化学的高機能性ナノ材料の創製法と計測技術の開発 |
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真空中でも蒸発しないイオン液体に、真空下で金属蒸着するとその金属のナノ粒子が合成できること、ならびに電子顕微鏡の真空鏡筒の中に入れると、帯電せずに電顕画像が得られること、という2つの発見を基に、イオン液体を用いたさまざまなナノ材料と真空計測法、とくにin situ電子顕微鏡観察の開発を行った。ナノ粒子については貴金属、卑金属、合金ナノ粒子や中空ナノ粒子を合成し、電極触媒への利用を展開した。その他、FIBを用いた高分子ナノ材料の合成法等を紹介する。 |
15:30-16:10 加藤記念講演
渡邉 正義(横浜国立大学)
| 高分子・イオン液体・イオンゲル:電解質研究と電気化学 |
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持続可能社会を構築する上で,エネルギーを効率良く生成・貯蔵・消費することの重要性がクローズアップされ,これを支える電解質研究の重要性が増している.電解質材料の典型例は電解質水溶液であるが,電解質水溶液を用いたデバイスはその分解電圧が低いため,エネルギー密度が低いといった問題を抱えている.これを打開したのが有機電解液であるが,揮発性・可燃性であるため安全性・環境負荷の問題を抱えている.本講演では,イオン伝導性高分子,イオン液体,イオンゲルといった新しい有機イオニクス材料中および界面でのイオンダイナミックスを検討しその電気化学的応用の可能性を探索した内容を,総括する. |
16:15-16:30 大会実行委員会特別企画
16:30-17:30 市民公開講座 ※こちらはZoomのURLが変わります。
別途、市民公開講座を参照願います