普及・関連行事
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市之川鉱山巡検(9/15)
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(1)地質情報展2017えひめ
地質情報展オフィシャルサイト(産総研のサイト)愛媛県及び四国周辺の地質現象や地震,鉱山についてパネル,映像,標本を使って展示・解説する「地質情報展2017えひめ」を開催します.化石レプリカ作成などの体験学習コーナーなども用意し,実験や実演を通じて小学校入学前のお子さんからシニアまで,楽しみながら「地質」を皆さんにわかりやすく学んでいただけるイベントです.ぜひ,「地質情報展2017えひめ」にご来場ください.
日程:9月16日(土)~18日(月・祝)入場無料
9月16日(土)10:00~17:00
9月17日(日)10:00~17:00
9月18日(月)10:00~16:00(時間はいずれも予定)
会場:愛媛大学ミュージアム
主催:日本地質学会,産業技術総合研究所地質調査総合センター
お問い合せ先:
産業技術総合研究所地質調査総合センター地質情報展企画運営事務局
TEL:029-861-3540
E-mail:johoten2017@aist.go.jp
お知らせ 一般公開向けポスター講演:
地質情報展会場(学術大会会場内)では,研究成果を社会に発信する事を目的とした,一般公開向けポスター講演(講演者による解説・説明付)も予定されています(13〜14時,16〜17時).是非ご覧下さい.
OR:アウトリーチセッッション/T1:文化地質学/R6:ジオパーク(→講演プログラムはこちらから)
(2)市民講演会「地質学を活用して地域イノベーションを共創しよう」
黒瀬川帯発祥の地を含む四国西予ジオパークが2013年に日本ジオパークに認定されてから4年が経ちました. それまでの活動やジオパークを中心とした地域活性化の取り組みや四国西予ジオパークの魅力などを分かりやすく解説する講演と, ここ30年以内に発生する確率が70%と評価されている南海トラフにおける巨大地震に着目し, その備えについての市民講演を行います.日程:2017年9月17日(日)
時間:
会場:愛媛大学南加記念ホール(松山市文京3)
入場無料・事前申込不要
講演予定:
「ジオの視点で地域を元気に!-四国西予ジオパークの取り組み-」
高橋 司 (西予市城川支所長 元四国西予ジオパーク推進協議会 事務局長)
ジオパークは、地球の活動を学び、丸ごと楽しむことができる「大地の公園」です。生態系も文化も人の暮らしも、よく考えてみると地質や地形と密接につながっています。そんな視点で自分たちのまわりをもう一度見てみると、同じ景色も今までとは違って、より興味深く、また愛おしく思えてくることがあります。今回は、四国西予ジオパークでの取り組みや、バーチャルジオツアーを楽しんでもらうことで、硬いだけだと思われがちな地球科学を身近に感じてもらい、地球科学の進展がまちの元気づくりにもつながるということをご紹介したいと思います。
「南海トラフ巨大地震への備え」
高橋治郎(元愛媛大学教育学部教授)
1995年の兵庫県南部地震以来、西南日本も地震の活動期に入り各地で被害を伴う地震が頻発するようになった。そうした中、近未来には必ず発生する「南海地震」への備えや対策を国や地方自治体を挙げて行ってきた。この時の想定地震規模は、1707年の「宝永地震」であっ た。ところが2011年に発生した東北地方太平洋沖地震は予想をはるかに超えたマグニチュード9.0という巨大なもので、未曽有の災害をもたらせた。これを受け「南海地震」の規模を見直し、地震の想定規模をマグニチュード9.1とし、被害エリアを広げるとともに津波の波高もより高く見積もられた。こうして「南海トラフ巨大地震」像が具体化する一方、どうこの地震から人命や財産を守るかが行政のみならず地球科学を研究する我々の大きな課題となってきた。地震や津波発生のメカニズムや地震発生の周期、マグニチュードと震度など地震に関する情報を本講演をとおして市民と共有するとともに防災・減災について考えてゆきたい。
お知らせ 一般公開向けポスター講演:
地質情報展会場(学術大会会場内)では,研究成果を社会に発信する事を目的とした,一般公開向けポスター講演(講演者による解説・説明付)も予定されています(13〜14時,16〜17時).是非ご覧下さい.
OR:アウトリーチセッッション/T1:文化地質学/R6:ジオパーク(→講演プログラムはこちらから)
問い合わせ先:
日本地質学会第124年学術大会実行委員会
mail: 2017ehime@geosociety.jp
電話: 089-927-9649
(愛媛大学大学院理工学研究科 榊原研究室気付)
(3)小さなEarth Scientistのつどい~第15回小,中,高校生徒「地学研究」発表会~
日本地質学会地学教育委員会では,年会の開催に合わせて, 地学教育の普及と振興を図ることを目的に,学校等における 地学研究を紹介する「地学研究」発表会をおこなっています. 本大会でも,小・中・高等学校の地学クラブの活動,および 授業の中で児童・生徒が行った研究,学校外の研究会におい て児童・生徒が中心に行った研究などが発表されます.愛媛 県内,また四国,さらには全国の児童・生徒の来場をお待ち しています.会場は研究者も発表するポスター会場内に,特 設コーナーを用意いたします.同時並行で研究者の発表も行 われますので,児童・生徒同士のみならず,研究者との交流 もできます.この会を通じて生徒,研究者,市民の交流が進 み,地質学,地球科学への理解が深まって,未来を担う小さ な地球科学者たちの学習意欲への良い刺激と励みになること を願っております.1)日時:2017年9月17日(日)9:00~15:30
2)場所:愛媛大会ポスター会場(大学会館3階)
参加予定校(18校,22件)
- 愛媛大学附属高等学校
- 愛媛県立西条高等学校地学部
- 愛媛県立宇和島東高等学校地学部
- 愛媛県立今治北高等学校
- 愛媛県立今治東中等教育学校
- 香川県立観音寺第一高等学校
- 東京学芸大学附属高等学校
- 早稲田大学高等学院理科部地学班
- 武蔵高等学校中学校
- 群馬県立太田女子高校理科研究部
- 新潟県立高田高等学校
- 愛知県立岡崎高等学校
- 滋賀県立彦根東高等学校SSH課題研究
- 学校法人奈良学園奈良学園高等学校
- 兵庫県立加古川東高等学校自然科学部地学班
- 兵庫県立西脇高等学校地学部
- 熊本県立熊本西高等学校地学部
- 熊本県立天草高等学校科学部
問い合わせ・申込先:
日本地質学会地学教育委員会(担当 三次)
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F
TEL:03-5823-1150 FAX:03-5823-1156
e-mail:main@geosociety.jp
>昨年2016年東京・桜上水大会の様子はこちらから
(4)「関川の岩石鉱物」アウトリーチ巡検(学会補助事業)
日時:2017年9月19日(火)08:50 愛媛大学正門 集合
16:00頃 松山空港 解散 又は16:30頃(JR松山駅)又は17:00頃(愛媛大学)
参加対象:一般市民を優先
定員(最少催行人数):25(17)
参加費:2,500円
巡検コース:愛媛大学(出発)9:00→四国中央市土居町関川→関川河口(蕪崎)→松山空港(解散)16:00頃→JR松山駅(解散)16:30頃→愛媛大学(解散)17:00頃
主な見学対象
- 関川の河原での多様な変成岩や鉱物の採集
- 蕪崎海岸でのガーネットサンドと砂鉄の採集
参照地図(1/2.5万):「東予土居」
その他:
- 参加費に昼食代は含まれません.各自持参して下さい(途中コンビニ等に立寄ます).
- 移動にはマイクロバスを使用します.
- 中学生以下が参加する場合は,必ず保護者同伴でお申し込み下さい.
- 長時間の歩行や川原など足場の悪い場所での鉱物採集が予定されています.巡検の性質上,自立歩行が難しい方,介助が必要な方のご参加はご遠慮願います.
なお,本巡検の案内書は,J-STAGEでPDFファイルとして無料公開されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/geosoc/-char/ja/
(5) 市之川鉱山巡検(日本鉱物科学会主催,日本地質学会後援)
日本鉱物学会(愛媛大会:9/12-14)では「市之川鉱山」の巡検が企画されています.市之川鉱山は,地質学会が選定した愛媛県の鉱物「輝安鉱」の世界的著名な産地です.地質学会の会員も鉱物科学会の会員同様に本巡検にご参加頂けます.この機会に是非愛媛県の「県の石」をじっくり見学して下さい.日程:2017年9月15日(金)
08:30 愛媛大学城北キャンパス正門 集合
17:00頃 愛媛大学城北キャンパス正門 解散予定
参加費:下記へお問い合せください。
案内者:皆川鉄雄(愛媛大学),井上 徹(広島大学)
参加申込締切:8月15日(火)
問い合わせ・申込先:日本鉱物科学会 井上 徹(toinoue@hiroshima-u.ac.jp)
詳しくは,http://jams.la.coocan.jp/2017nenkai/17trip.html(鉱物科学会のサイト)
(6)若手会員のための地質関連企業研究サポート
地質系企業に興味のある学生・大学院生および指導にあたってい る教員の方々を対象とし,地質系企業の現状や求める人材に ついて語り合う交流会を目的としています. 毎年のように 地震や豪雨の災害に見舞われる近年,東日本大震災以来の国 土強靱化の施策のもとに“防災・減災に対するハード・ソフ ト対策”と“戦後から高度成長期にかけて建設されたインフ ラの維持管理・更新”が一層重要なキーワードとなっており ます.この社会的要請に対して地質技術者が不足しており, その人材確保に企業の皆様も苦労されていると思います.ま た,今後の日本のエネルギー政策として“地熱”・“地下資源” の開発が改めて注目を集めています.今年も,実際に企業で 活躍されている地質技術者と語り合い,大学で学んだ地質学 が企業でどのように生かされているのか,学生・大学院生お よび教員の方々が,企業の生の声を聴くことができるような 場を提供したいと考えています.日程: 2017年9月17日(日)14:30〜17:00(*時間帯は若干変更になる場合があります)
場所:共通講義棟A4階 A44(予定)
主催:一般社団法人日本地質学会
内容: 各社ブースでの個別説明会(各社によるプレゼンテーションは行いません).会場内で休憩室にて参加企業の紹介用pptを上映します.
対象: 愛媛大会に参加する学生・院生および就職を支援する大学教員等の会員.愛媛大学,四国近県等の学生・院生および教員等
出展予定企業(敬称略.8月8日現在)
- 株式会社地層科学研究所
- 株式会社建設技術研究所
- 株式会社地圏総合コンサルタント
- 中央開発株式会社
- 川崎地質株式会社
問い合わせ先:
日本地質学会 担当理事 緒方信一/ 事務局 堀内昭子
電話:03-5823-1150 FAX:03-5823-1156
>昨年(2016年)の東京・桜上水大会での様子はこちら
(7)愛媛大学ミュージアム「県の石」・「日本の石」特別展示
日程:開催中〜2017年9月18日(月・祝)(火曜休館)入場無料愛媛県の「県の石」については,こちらから(地質学会のHPへ)
http://www.geosociety.jp/name/content0146.html#ehime
(8)一般公開セッション
入場無料.どなたでもご参加いただけます.
- T1.文化地質学:2014年に「地質学に新たな分野を提唱したい.人類の文化・文明が地質とどのように関わってきたかを研究する学問分野『文化地質学』である.」と呼びかけて始めたトピックセッションの4回目.文化・文明と地質の関わり,人・社会の営みと地質の関わり,観光資源としての地質など,多様な研究成果の発表を予定.(セッション詳細はこちら)
- R6.ジオパーク:ジオパークは,貴重な地質・地形を中心とした各種自然・文化遺産の価値を地元の人が良く理解し保全しながら,地域の教育や経済的振興をめざす事業である.自然遺産の保全,ジオツアーのインタープリター,ガイドの育成に当たって,地域の大学,博物館,研究所の研究者の協力は不可欠である.この観点から,地質学会として,問題点を整理し,ジオパークの質的向上への貢献に寄与したい.様々な実践例の発表,課題解決方法の提案など(セッション詳細はこちら)
- OR. 日本地質学会アウトリーチセッション:研究成果を社会に発信する場として設けられたセッション.地質学と関連分野を対象とし,地域の地質や地学に関する研究紹介,社会的に注目されている地質および関連トピックの研究紹介,特定分野の研究到達点や課題の解説など.(セッション詳細はこちら)
【口頭発表(T1のみ)】 17日(日)8:45-11:45 会場 南加記念ホール