日本地質学会第130年学術大会

セッション情報

セッション口頭発表

T6[トピック]堆積地質学の最新研究【EDI】

[3oral201-11] T6[トピック]堆積地質学の最新研究【EDI】

2023年9月19日(火) 08:45 〜 12:00 口頭第2会場 (4共21:吉田南4号館)

座長:松本 弾(産業技術総合研究所)

10:30 〜 10:45

*篠崎 鉄哉1、井口 亮2、西島 美由紀2、後藤 和久3、藤野 滋弘4 (1. 国立歴史民俗博物館、2. 産業技術総合研究所、3. 東京大学、4. 筑波大学)

世話人よりハイライトの紹介:これまで津波堆積物は,“泥質な地層中に挟まれる砂質のイベント層”として認識されることが多かった.2011年の津波以降,より正確な浸水範囲の推定のために地層中から“泥質のイベント層”も識別する試みが数多く行われているが,本講演では環境DNA分析に焦点を当てて現世と過去の津波堆積物の識別に挑んでいる.※ハイライトとは

10:45 〜 11:00

*古明地 海杜1、篠崎 鉄哉2、菅原 大助3、石澤 尭史3、池原 実4、藤野 滋弘5 (1. 東北大学大学院理学研究科地学専攻、2. 国立歴史民俗博物館、3. 東北大学災害科学国際研究所、4. 高知大学海洋コア国際研究所、5. 筑波大学生命環境系地球科学域)

11:30 〜 12:00

*齋藤 有1 (1. 徳島大学)

世話人よりハイライトの紹介:日本列島の太平洋側を連綿と流れる黒潮はいつからどれだけの堆積物を運んでいるのであろうか.そのヒントが本講演から得られるかもしれない.本講演では,Sr-Nd-Pb同位体比を用いて海洋底で掘削されたコア試料を分析することで,その堆積物の供給源を解明することを試み,さらに時間軸を入れることにより,その後背地のテクトニクスや古気候に関する情報を抽出する可能性を探求している.※ハイライトとは
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