[P4] ポスター発表4

[P4-74] 通常の学級における学級雰囲気に関する研究動向と展望

－発達障害児を取り巻く環境との関連に焦点を当てて－

〇岡部 帆南¹、柘植 雅義² (1. 筑波大学大学院人間総合科学研究科、2. 筑波大学人間系)

キーワード：通常の学級、学級雰囲気、発達障害

通常の学級に在籍する発達障害児を取り巻く環境を測る一つの指標である「学級雰囲気」に関する先行研究を整理した。その結果、学級雰囲気に影響を及ぼす要因には、発達障害児に対する認知や働きかけ等が挙げられた。学級雰囲気に影響を受ける要因には、学級活動の達成感や発達障害児の落ち着き等が挙げられた。また、児童の意欲や成長は学級雰囲気と相互に作用し合うことから、学級雰囲気の安定を目指すことの重要性が示唆された。