11:20 〜 12:00
[P5-100] 計算の発達過程についての基礎的研究
-基本的な計算と筆算を伴う計算の関係性の検討-
キーワード:計算障害、計算の発達過程、計算の正確性・スピード
算数・数学教育では、つまずきを捉えるアセスメントが確立されているとはいえない。そこで、本研究では、計算の習得度と、基礎的な計算の関係を検討した結果、それぞれの計算は、段階的に積み重なるというより、計算の種類によって発達過程が異なる可能性があること、計算の概念的な理解だけではなく、手続き的スキルの適用が重要であり、背景にはワーキングメモリの機能が関係している可能性が示唆されたといえる。
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