17:15 〜 18:45
[J42] 子どもが自己の認知に気づくというプロセスに焦点づけたコグトレの実践 - 医療・福祉・教育の現場から -
キーワード:コグトレ、COGST(認知ソーシャルトレーニング)、メタ認知
現場で対応に困る子は本人が「困っていない」子である。「困っている子」(メタ認知がよくできている子)は、自身の行動に問題があれば反省することができ、行動が変容する。しかし「困っていない子」(メタ認知が不十分な子)は自他関係の中で自分の姿が把握できないため行動が変容しない。そこでの自分の姿を直面化する叱責や助言は状況を悪化させることもある。私たちはファンタジーマネージメント(小栗、2015)の考え方に基づき、宮口らが開発したコグトレを教材として医療・福祉・教育の現場で実践を行った。結果、それぞれの現場においてコグトレが自己理解の深まり、社会性の向上に対しても有効である可能性が示唆された。
抄録パスワード認証
抄録の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。
パスワードは学会員様、非会員様(事前参加申込完了者)、閲覧申込者様にメールにて配信しております。