一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

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[J44] 自主シンポジウム44
ICFを活用した学齢期の発達障害支援から多領域連携の実現可能性を考える

チームベースの網羅的情報把握による支援視点の共有化と支援の深まり

2019年11月9日(土) 17:15 〜 18:45 第15会場 (4F 413)

17:15 〜 18:45

[J44] ICFを活用した学齢期の発達障害支援から多領域連携の実現可能性を考える

チームベースの網羅的情報把握による支援視点の共有化と支援の深まり

企画者:萬谷 きみ子1
司会者:安達 潤3、渡邊 隆史4
話題提供者:萬谷 きみ子2、保護者 A、桐田 由佳5、佐々木 千鶴6
指定討論者:徳永 亜希雄7
(1. 北海道大学大学院教育学院 、2. 相談支援事業所「なえぼん」、3. 北海道大学大学院教育学研究院、4. NPO法人ジャイフル、5. 公立小学校、6. 放課後等デイサービス事業所「かなで」、7. 横浜国立大学教育学部)

キーワード:ICF(国際生活機能分類)、多領域連携、発達障害支援

ICF情報把握・共有システム(安達,2018)を発達障害支援に活用した結果から、ICFによる多領域連携の実現可能性を考える。保護者を含む7名の支援チームでICF項目により把握した支援関連情報を支援会議で共有し、支援方法を検討・考案した。システムにより分類整理された把握情報の複数の支援者による相互確認を通じて、学校・事業所・家庭等の場面で異なる対象児の様子を共有した。対象児童(以下T)の様子を場面の観点から検討し、刺激量の多少、見通しの有無、安心できる相手か否か等の環境要因がTの気持ちの乱れに影響していること、自己感情への気づきが不十分であることが確認され、支援方法の共有化が図られた。

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