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[P10-125] 北欧4か国における多様な教育的ニーズのある子どもを包括した授業実践
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドにおける個に応じた集団指導の取り組み
キーワード:北欧、集団指導、個別指導
本研究の目的は、北欧4か国における多様な教育的ニーズのある子どもを包括した授業実践を分析することである。方法はフィールド調査及び関連文献の検討である。結果として、集団指導としての授業において、障害のみならず様々な困難を有する個々の子どもの学びを保障する際の工夫として、以下が明らかになった。第一に多様な子どもを前提として授業を行うため、個別指導に重点を置いた集団指導を行う授業構成、第二に子どものニーズと活動内容に応じた柔軟な学習集団編成等による、個別指導と集団指導双方に重点を置いた授業づくり、第三に集団指導を基本として、必要に応じて、早期に、最小限に、個別指導を活用する授業実践であると考察した。
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