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[P11-137] 通常の学級に在籍する発達障害のある児童を取り巻く学級雰囲気のレベル別分類の検討
キーワード:通常の学級、発達障害、学級雰囲気
本研究は、通常の学級に在籍する発達障害のある児童を取り巻く学級雰囲気の状態のレベル別分類を行うことを目的に、小学4年生の児童1304名に質問紙調査を実施した。分析対象とした37学級についてクラスター分析を行ったところ、平均得点を上回るレベル1群に10学級、レベル2群に10学級が該当し、平均得点を下回るレベル3群に14学級、レベル4群に3学級が該当した。また、雰囲気が良好な学級の特徴は、規律やルールが確立されている学級であることが明らかになった。したがって、通常の学級における特別支援教育を充実させるためには、日々の学校生活や授業の中で秩序が保たれた学級を目指す学級経営が重要であると考えられる。
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