[P12] ポスター発表12

[P12-147] 社会資源の少ない地域におけるS.E.N.Sの新たな役割

インクルーシブ教育システムの構築を見据えて

〇服部 健治¹ (1. 別海町立上風連小学校)

キーワード：S.E.N.S、へき地、インクルーシブ教育

特別支援教育は今後、インクルーシブ教育システムの構築へと舵を切ることになる。しかし、社会資源の少ないへき地においては、障害の寛容度についても、コミュニティによって大きな差がある。一方、そのような地域であっても、特別支援学級の在籍児童生徒数は増加の一途をたどっている。このような状況の中、「LD・ADHD等のアセスメントと指導の専門資格」を有するS.E.N.Sには、どのような役割が求められるのであろうか。北海道内のS.E.N.Sへのアンケートと、筆者が在住する北海道東部の根室管内のS.E.N.Sへの聞き取り調査をもとに、その新たな役割について考察した。