12:45 〜 13:25
[P12-159] 障害当事者に寄り添った合理的配慮とは何か
障害理解の実際と有効な啓発活動の検討
キーワード:ドロップアウト・リスク児、合理的配慮、理解啓発
本研究は、複数の病気や障害等により、標準的な教育制度ではドロップアウトする危険性が高い児童生徒(以下、ドロップアウト・リスク児)自身や彼らを取り巻く人的環境(保護者、教員、障害のない子どもやその保護者)に対して、障害のある成人が、自らの発達過程を振り返り、成人後の生活・仕事等を話すことで、ドロップアウト・リスク児や、取り巻く人的環境の理解啓発が進むことを検討した。講演会参加者に実施したアンケート結果から、満足度も活用度も高く、障害のある成人の存在が重要であることが示唆された。一方で、関心の低い人的環境に対しての理解啓発のあり方や障害特性等に応じた具体的な支援法等についての課題も挙げられた。
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