[P2] ポスター発表2

[P2-019] 通常学級におけるひらがな・カタカナ学習の定着に向けて

- かな10単語聴写テストを用いて -

〇森田 安徳¹ (1. 神戸親和女子大学)

キーワード：読み書き指導、通常学級、かな10単語聴写テスト

かな学習単元終了後の学習定着を目的として、小学1・2年通常学級児童（各学年54名～68名）を対象に、ひらがな・カタカナ表記の指導を行った。評価としてかな10単語聴写テストを用いた。指導は学級担任が行った。その結果、2017・2018年度において、１年生のひらがな書字、２年生のカタカナ書字において、かな学習の定着が認められた。また、通常学級におけるかな10単語聴写テストの有用性が指摘された。2018年度の2年生におけるカタカナ指導の成果から、該当学年の学習において、できるだけ習熟を完了し次の学年に向かう「経年指導」の重要性が考えられた。