14:55 〜 15:35
[P5-051] 大学生における自閉スペクトラム特性と共感性は感覚偏倚の影響を受ける
- AQ、EQ、SQ、AASPを指標として -
キーワード:自閉スペクトラム、感覚偏倚、共感性
目的:自閉スペクトラム症(ASD)の社会性と感覚偏倚の関係性を検討した。
方法:健常大学生132名に質問紙調査した。目的変数を自閉症スペクトラム指数(AQ)、共感化指数(EQ)、システム化指数(SQ)、説明変数を青年・成人版対象感覚プロファイル(AASP)に重回帰分析を行った。
結果:AASPの低登録がAQに正の、EQに負の影響を与えるモデルが得られた。
考察:感覚偏倚の低登録得点が高い人ほど、AQの得点が高く、EQの得点が低くなることが分かった。ASDの診断閾下の人でも、感覚刺激の閾値が高く反応が受動的である人は、対人交流場面で社会的な刺激への反応が少なくASD様の行動特性を示し易いと考えられる。
方法:健常大学生132名に質問紙調査した。目的変数を自閉症スペクトラム指数(AQ)、共感化指数(EQ)、システム化指数(SQ)、説明変数を青年・成人版対象感覚プロファイル(AASP)に重回帰分析を行った。
結果:AASPの低登録がAQに正の、EQに負の影響を与えるモデルが得られた。
考察:感覚偏倚の低登録得点が高い人ほど、AQの得点が高く、EQの得点が低くなることが分かった。ASDの診断閾下の人でも、感覚刺激の閾値が高く反応が受動的である人は、対人交流場面で社会的な刺激への反応が少なくASD様の行動特性を示し易いと考えられる。
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