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[P6-069] 新版K式発達検査における成人級課題の精密化(3)
新設課題および既存課題の年代別性差の検討
キーワード:新版K式発達検査、新設課題、性差
新版k式発達検査は、2001年版で成人まで適用年齢が拡張された。ところが、成人版の認知適応領域における検査項目数が相対的に少なく評価が粗い問題が生じている。そこで、3種類の新設課題を考案し、標準化作業をおこなっている。本研究では、標準化作業で得られた一般成人の20~59歳の414名の結果をもとに、新設課題と3種類の既存課題の成績について、年代差や性差の有無を調べた。結果として、新設課題の成績には性差および年代差はみられなかった。一方、既存課題の「方位」ではすべての年代で性差が、「数列」では女性で年代差がみられたことから、成人期の適用について年代や性別を考慮する必要があると考えられる。
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