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[P7-088] 大学生におけるマインドワンダリングと神経発達症傾向の関係
キーワード:心理アセスメント、神経発達症、マインドワンダリング
目的:青年期における神経発達症特性とマインドワンダリング頻度の関係について検討した。方法:大学生312名を対象に、質問紙調査(DDFS、MWQ、ADHD-RS-IV、AQ)を行った。結果:各尺度の間に中〜小程度の正の相関関係が認められた。また重回帰分析の結果、ADHD特性の下位因子「不注意」の寄与が大きいモデルが得られた。考察:臨床的に診断閾下の青年であっても、神経発達症特性が高いほどマインドワンダリング頻度も多いことが示された。マインドワンダリングは抑うつ等精神的健康に負の影響を与えるため(梶村・野村,2016)、マインドワンダリング頻度は大学生の困り感を予測できる可能性が考えられた。
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