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[P8-091] 子どもの「重複する診断」と「共通する特性」
宮崎市における発達障害支援のあり方に関する実態調査Ⅱ
Keywords:診断、地域、実態調査
厚労省科研費研究(本田,2014)に参加し「発達障害の支援ニーズに関する調査」を行った。その際、宮崎市の医療機関から発達障害の診断を受けた児童のデータを得て、発達障害の有病率を求めたが、「診断の重複」に関しては明らかでなかった。今回「重複する診断」と「診断年齢」について宮崎市の実態を整理。調査対象学年で診断を受けた児は402人、その4分の1弱は就学後の診断。診断の内訳は単独/重複含め15パターンで、全体の6割が重複した診断。全体の9割に「PDD」の診断があった。臨床像は診断が重複する傾向を持ちつつ、根底には共通した特性もある、という視点をもつことで早期から適切な方向へ支援を開始できると考える。
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