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[P9-103] ADHD傾向のある大学生の自己評価と原因帰属の検討
ADHD傾向が認められない大学生との比較から
キーワード:ADHD、自己評価、原因帰属
ADHDと認められる者と認められない者とでは,自己評価と原因帰属に違いが見られるとされている.本研究ではADHD傾向が認められる大学生と認められない大学生との自己評価と原因帰属の違いに焦点を当て,検討した.自己評価に関する結果からADHD傾向群は自己に対して否定的な評価をする一方で,自己に対して高い評価をする肯定的錯覚バイアスが生じている傾向が考えられた.また原因帰属の結果から負の抑うつ的帰属バイアスが見られたが,自己評価に対して否定的な帰属をしてしまう自分を守るために,自己に対して肯定的な帰属をするといったADHD者特有の傾向も見られた。
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