一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

講演情報

ポスター発表

ポスター発表 » 高等教育(高校・大学等)での支援/通級による指導/集団指導(SSTなど)

[P9] ポスター発表9

2019年11月10日(日) 09:45 〜 10:25 ポスター会場 (3F 301+302)

09:45 〜 10:25

[P9-105] 発達障害に対する高校生のスティグマの実態

オンライン調査の結果から

〇鳥居 深雪1、梅田 真理2、近藤 武夫3、小川 修史4、式部 陽子5、西尾 祐美子6 (1. 神戸大学大学院人間発達環境学研究科、2. 宮城学院女子大学教育学部、3. 東京大学先端科学技術研究センター、4. 兵庫教育大学大学院学校教育研究科、5. 帝塚山大学心理学部、6. 畿央大学教育学部)

キーワード:オンライン、知識、対人的距離

社会の中にある発達障害に対するスティグマを改善することは、当事者への支援と同様に重要である。発達障害に対する高校生のスティグマの実態を明らかにするために、266名(男子67名、女子194名、性別無回答5名)の生徒に対しオンライン調査を行った。知識得点はM2.00(SD= .53)、対人的距離得点はM2.16(SD= .83)であった。高校生活に関連することは距離が小さく、「デートや結婚」は距離が大きかった。女子は男子に比べて対人的距離が近かった。知識得点と対人的距離得点には、やや強い相関が認められた(r = .526)。高校生活に関連した基本的な知識の獲得がスティグマの改善に寄与するだろう。

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