09:45 〜 10:25
[P9-110] 多様な試験における合理的配慮
- ASD傾向と試験に対する自信との関連の検討 -
キーワード:大学入試、ASD、配慮
発達障害の中で最も多いASDの傾向に注目し、入試で用いられる様々な試験に対する自信との関連を検討した結果、以下の2つのことが明らかになった。第一に、ASDの傾向があるほど、志望理由や面接での評価に自信を持っていないことが明らかになった。第二に、「教科の試験」に対する自信とASD傾向との間には、関連が見られなかった。
本研究の結果より、ASDの人は、これまで配慮が行われてきた学力試験より、面接などの学力以外の能力に関する試験で困難さを示すと考えられる。学力試験に比べて評価基準があいまいなため、これらの試験において、どのような配慮を実施するか、十分な検討が求められる。
本研究の結果より、ASDの人は、これまで配慮が行われてきた学力試験より、面接などの学力以外の能力に関する試験で困難さを示すと考えられる。学力試験に比べて評価基準があいまいなため、これらの試験において、どのような配慮を実施するか、十分な検討が求められる。
抄録パスワード認証
抄録の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。
パスワードは学会員様、非会員様(事前参加申込完了者)、閲覧申込者様にメールにて配信しております。