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[P9-115] 小学校通常学級における集団支援に関する実践研究の現状と課題
キーワード:通常学級、集団支援、積極的行動支援(Positive Behavioral Support)
本研究の目的は、多様な教育的ニーズのある児童が在籍する通常学級において、全員が参加できるための集団指導の方法を先行研究検討によって導き出すことである。結果として以下が明らかになった。第一に、発達障害の有無に関わらず様々な教育的ニーズのある児童に対して、児童全員を対象とした積極的行動支援を行うことで、行動の正の強化ができる。それが担任の負担を減らすことにもつながり、第二段階としての個別指導が必要な児童の実態把握を行うこともできる。第二に、児童全員を対象とすることで、個別に適切行動を示すよりも集団随伴性の適用によって適切な行動を強化することができることが示唆された。
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