一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

講演情報

教育講演

[EL4] 教育講演4
通常の学級での応用行動分析

三項強化随伴性の正しい理解の重要性

[EL4-01] 通常の学級での応用行動分析

三項強化随伴性の正しい理解の重要性

〇野呂 文行1 (1. 筑波大学人間系)

【略歴】
筑波大学大学院心身障害学研究科修了
博士(教育学)
現在、筑波大学人間系教授
日本特殊教育学会理事長
日本行動分析学会理事

【要旨】
これまでに応用行動分析の様々な手法の効果が、通常の学級内で実証されてきている。その多くは、専門家による担任教師等に対するコンサルテーションを基本としている。その枠組み自体は理にかなったものである。一方で自ら応用行動分析を活用する教師も存在する。その場合に重要なことは、三項強化随伴性を正しく理解することである。三項強化随伴性による行動の理解は、常識的な行動の理解とは異なることから、教師は抵抗を感じる場合も多い。しかし、三項強化随伴性の正しい理解を通じて、学校教員の問題解決スキルを高めることも可能になる。

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