[J09] 発達障害のある学生のキャリア意思決定を支える専門性とは?
- 自己理解・仕事理解を深める早期からの相談支援について考える -
キーワード:進路指導、キャリア教育、障害の受容
近年、発達障害のある学生の就職や職場定着の困難さが指摘されている。長年、通常の学級に在籍し、大学進学まで果たした発達障害のある学生にとって、必要に応じて、障害者雇用を選択したり、障害者支援を行う機関を利用したりすることは容易ではない。今後は、学生の気持ちに寄り添いつつ、よりよいキャリア意思決定が可能となるよう、早期から、学生の①障害特性を含めた「自己理解」や、②障害者雇用も含めた「仕事理解」を深める相談支援を着実に進めていくことが重要となる。本シンポジウムでは、そのために求められる専門性について、教育・福祉関係者からの話題提供、労働関係者からの指定討論、フロアからの質疑を交え、考えていきたい。
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