一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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[J13] 自主シンポジウム13
「幼児期からの聴覚学習」(3)

- 「読み」の力につなげる指導方法の展開 -

2020年10月10日(土) 17:00 〜 17:45 質疑応答会場1

[J13] 「幼児期からの聴覚学習」(3)

- 「読み」の力につなげる指導方法の展開 -

企画者:大島 光代1
司会者:小濱 眞奈美2
話題提供者:大島 光代1、鎌田 ルリ子3、鶴田 敦司4
指定討論者:藤本 裕人4
(1. 名古屋学芸大学 ヒューマンケア学部、2. 愛知県立一宮聾学校 小学部、3. 筑波大学附属聴覚特別支援学校 幼稚部、4. 帝京平成大学 現代ライフ学部)

キーワード:幼小接続期、聴覚学習、「読み」の力

聴覚障害児教育は、聴覚の障害に対応する言語獲得・言語力の育成に基づいた教科学習・コミュニケーション、他者理解の力を獲得する指導・支援のスキルを有す。幼児教育施設には、健聴ではあるが聴覚認知に課題のある幼児がいる。発達性読み書き障害の場合、聞こえ方の荒さや音声言語の短期記憶の障害が指摘されているが、就学前に発見される例は少ない。幼児期に、遊びをとおして「聞く」経験を増やすことは、「人の話を聞いて理解する」読解力の向上や集中力を身につける経験につながり、「発達性読み書き障害」の困難性を軽減する可能性が高い。
聴覚障害児教育の指導スキルや実践を紹介しつつ、読みの力とつながることばの力について提言する。

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