[J27] 学習のつまずきと視覚発達支援
キーワード:視機能、視覚認知、学習障害
視機能および視知覚・視覚認知、目と手の協応などの視覚関連の機能低下は、学習や運動、行動上の問題の要因となる。また、LD、ADHD、ASDなどの発達障害のある児童ではこれらの問題の頻度が高く、視覚関連の臨床症状を示す場合も少なくない。しかし、日本人児童・生徒における視覚関連の機能低下の出現頻度は明らかにされていない。また、視機能や視覚認知などの機能低下をどのように定義して、どのような方法で判断するのかについても議論は始まったばかりである。本シンポジウムでは、視機能・視覚認知の検査および訓練を提供する専門機関における日本の現状ついて話題提供を行う。また、各専門機関の相違や現状を踏まえたうえで、日本で必要な研究や実践を行うための今後の課題について議論したい。
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