一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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[P10] 義務教育修了後(高校・大学等・就労)の支援

[P10-03] 職場適応を測定するアセスメントツールに関する検討(1)

ベッカー職場適応プロフィール第2版の測定領域、検査項目、信頼性と妥当性に焦点をあてて

〇宮野 雄太1、高橋 幾2、縄岡 好晴3、梅永 雄二4 (1. 横浜国立大学教育学部附属特別支援学校、2. 早稲田大学大学院、3. 大妻女子大学、4. 早稲田大学)

キーワード:職場適応、アセスメント、ベッカー職場適応プロフィール

障害者の就労状況を把握することは、職業・キャリア教育、職業リハビリテーションの効果と課題を考える上で重要である。指導・訓練の効果指標としては、「職場適応」を測定するアセスメントツールが必要と考えられる。Rezze et al.(2018)は、神経発達障害のある成人の職場における効果指標をレビューし、64のツールを同定した。その一つとしてBecker(1989;2005)の開発したベッカー職場適応プロフィール第2版(BWAP:2)がある。本研究では、BWAP:2の特徴を把握することを目的に、測定領域、検査項目、標準化の有無、信頼性と妥当性の指標といった観点から、我が国の職場適応を測定するツールと比較を行った。

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