一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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[P11] ICT活用

[P11-01] 書字に困難がある児童への支援機器を用いた合理的配慮の実践事例

〇竹下 盛1、栗本 奈緒子1、水田 めくみ1、河村 志穂1、奥村 智人1、中西 誠3、西岡 有香1、若宮 英司2、竹田 契一1 (1. 大阪医科大学LDセンター、2. 藍野大学医療保健学部、3. (株)電脳)

キーワード:ICT、タブレット、書字

知的能力は標準範囲内であり、読みにも問題はないが、書字において顕著な困難を示す児童(当時小学4年生)に指導を実施した。指導では、漢字の学習方法の習得と、書字の負担を軽減するために支援機器(タブレット)を用いた学習スキルの習得を目標とした。指導を継続した結果、宿題などの家庭学習においてタブレットを有効的に活用して取り組めるようになった。そして、当初はタブレットの使用の承諾を得られなかった通常学級においても6年時より利用を検討することにもつながった。タブレットを用いた合理的配慮の実践例を報告する。

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