[P7-03] 通常学級におけるクラスワイドソーシャルスキルトレーニング効果の有効性に関する一考察
キーワード:発達障害、クラスワイドな支援、ソーシャルスキルトレーニング
学校現場では通常学級に在籍する発達障害等の対人関係スキルの未熟さが目立つ児童への個別の指導や支援が進んでいない現状がある。このような課題解決に向けたひとつの取り組みとして、クラスワイドソーシャルスキルトレーニング(CSST)を位置づけ、実践を通してその有効性を検証した。
本研究では二つの学級で学級担任が同様のCSST授業を4回行い、授業前後での児童の自己評定尺度の変化を分析してその有効性を検証した。その結果、事前調査で対人スキル得点の平均値が低かったA組は、平均値の高かったB組比べて大きく得点が上昇した。またたB組で得点下位群の児童を特定して分析したところ、明らかな対人スキルの上昇が認められた。
本研究では二つの学級で学級担任が同様のCSST授業を4回行い、授業前後での児童の自己評定尺度の変化を分析してその有効性を検証した。その結果、事前調査で対人スキル得点の平均値が低かったA組は、平均値の高かったB組比べて大きく得点が上昇した。またたB組で得点下位群の児童を特定して分析したところ、明らかな対人スキルの上昇が認められた。
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