[P7-07] 障害特性を考慮した不登校支援の分析
自閉症スペクトラム障害児への事例研究から
キーワード:自閉症スペクトラム障害、不登校、合理的配慮
本研究では特に自閉症スペクトラムの特性が不登校の大きな要因と考えられる児童の事例において,保護者に記録を依頼した小学3年から5年終了時までの家庭及び学校での観察レポートと関係者へのヒアリングから,学校が提供した合理的配慮とその効果について分析した.登校と不登校が断続的に繰り返されていた状態だったが,継続的な支援が行われた結果,5年生の中盤から出席日数,滞在時間共に増加傾向に転じた.これらの結果を踏まえ,通級指導教室の時間設定や構造化等の環境調整がもたらした効果を明らかにした.
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