一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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[P8] 就学前の支援

[P8-02] 就学前幼児の言語・コミュニケーション能力の変化

CCC-2による検討

〇栗本 奈緒子1、水田 めくみ1、竹下 盛1、河村 志穂1、中西 誠2、若宮 英司3、竹田 契一1 (1. 大阪医科大学LDセンター、2. (株)電脳、3. 藍野大学医療保健学部)

キーワード:幼児、言語・コミュニケーション、CCC-2

就学前幼児の言語・コミュニケーション能力について検討を行った。指導前後(前期・後期)に、子どもへの語彙・絵の呼称・読みの評価とCCC-2を使った保護者による評価を行い、指導前後(前期・後期)と群(DQ80以上のHF群と80未満のLF群)で二要因の分散分析と多重比較(Bonferroni)を行った。その結果、語彙・絵の呼称・読みは両群とも伸びがみられた。またCCC-2では、HF群が「音声」で、LF群は「首尾一貫性」で伸びがみられた。「意味」は両群とも低下がみられたが、理解語彙は伸びたがことばの使い間違いが増えた可能性があること、保護者指導を行ったことにより保護者が子どものことばを客観的に観察できるようになったことが影響していると考えられた。

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