一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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[P9] 義務教育期(小・中学)の支援

[P9-01] ASD傾向の児童の行動変容のための指導について

2年間の指導から心理学を用いた手法の有用性を考える

〇大平 章嗣1、山田 充2 (1. 堺市立百舌鳥小学校、2. 廿日市市教育委員会)

キーワード:ASD児の個別の支援、認知の歪み修正方法、認知行動療法

クラスでのユニバーサルデザイン(以下UD)は、ここ数年でかなり広がったように感じる。様々な学校を訪問しても児童の実態に合せた工夫が至るところで見られるようになってきている。しかし、UDが充実してもまだまだ困難さを抱えクラスで頑張っている児童も少なくない。ASD傾向の児童が抱える困難さに寄り添いながら、認知の歪みや誤学習をどのように変容させていくのか、実際の2年間の指導から効果的であった方法を考察していきたい。

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