オーガナイズドセッション
免震・制振技術の継承と革新:レジリエントな社会を目指して(1)
2023年11月23日(木) 09:15 〜 10:45 G403 (パシフィコ横浜ノース4階)
座長:小林 正人(明治大学)、福喜多 輝(清水建設株式会社)
我が国の免震技術は、関東地震のあとに複数の特許が出され、当時すでに実用化もなされている。関東地震から60年が過ぎた1983年には積層ゴムを用いた日本最初の免震建物が建設されており、現代的な免震技術は2023年に40年の節目を迎える。免震・制振技術は、一般社会に普及してきており、今後は社会的な責務を果たすことが求められる。そのためには、台風・豪雨・地震・津波など複合化・激甚化する自然災害への備え、カーボンニュートラルに貢献する技術開発が必要となるが、ほかにも免震・制振部材の品質保証、国際競争力の強化、技術開発の停滞感・閉塞感の払拭など、多くの課題が存在する。本セッションでは、免震・制振技術の継承と革新をテーマとして、次代に継承すべき技術、顕在化した課題への対応、新しいアプローチによる技術開発などについて、多様な専門分野・多世代の参加者による議論を展開し、レジリエントな社会を目指す新たな端緒を見出したい。
09:15 〜 09:40
[Day1-G403-01] 我が国の免震構造の変遷
【招待講演】
*古橋 剛
09:41 〜 09:53
*森 隆浩1、加藤 秀章1、谷 佑馬1、丸山 健司1、脇島 健二1、石田 安澄1、阿久津 悟1、中村 昌弘1、室田 伸夫1、竹内 貞光1 (1. 株式会社ブリヂストン)
09:54 〜 10:06
*菊地 優1、石井 建1、高田 悠大2、柳 勝幸3 (1. 北海道大学、2. 日揮グローバル、3. SWCC)
10:07 〜 10:19
*宮本 皓1、射場 淳2、渡辺 宏一1、石井 建2、菊地 優2 (1. 清水建設株式会社、2. 北海道大学)
10:20 〜 10:32
*滿田 悠斗1、佐藤 大樹1、笠井 和彦1、渡井 一樹2、Shegay Alex3 (1. 東京工業大学、2. 竹中工務店、3. オークランド大学)
10:33 〜 10:45
*Zhao Tong1, Sato Daiki1, Qian Xiaoxin1 (1. Tokyo Institute of Technology)