オーガナイズドセッション
歴史的建造物の地震対策を考える(1)
2023年11月25日(土) 10:55 〜 12:25 G415 (パシフィコ横浜ノース4階)
座長:古川 愛子(京都大学)、橋本 隆雄(国士舘大学)
先人から受け継いだ文化財を後世に伝えることは、現代に生きる我々の責務である。しかし、世界有数の地震国である我が国では、過去の地震で多くの歴史的建造物が被害を受けている。2016年の熊本地震により熊本城の石垣が崩壊したことは記憶に新しいが、この他にも熊本県では日本最大級の石造アーチ橋(通潤橋)が被災するなど、石垣・石積み構造物を中心に多くの歴史的建造物が被災した。歴史的建造物が被災した場合、文化財的価値が損なわれるだけでなく、復旧には多くの費用と期間が必要となるうえに、完全に元に戻すことは困難である。以上のことから、歴史的建造物の地震対策はきわめて重要である。しかし現状では、歴史的建造物の地震時安全性を評価する数値解析技術も、文化的価値を損ねない耐震対策技術も確立されていない。本セッションでは、歴史的建造物の地震対策に関する最新の研究成果を集約するとともに、今後解決すべき課題について討議を行う。
10:55 〜 11:00
*古川 愛子1 (1. 京都大学大学院工学研究科)
11:01 〜 11:41
*西岡 聡1 (1. 文化庁文化資源活用課震災対策部門文化財調査官)
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11:42 〜 12:22
[Day3-G415(AM2)] 熊本城の復旧状況
【招待講演】
*馬渡 浩司1 (1. 熊本市文化市民局熊本城総合事務所)
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