2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・配線・MEMS・集積化技術

[21p-P17-1~26] 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・配線・MEMS・集積化技術

2016年3月21日(月) 16:00 〜 18:00 P17 (屋内運動場)

16:00 〜 18:00

[21p-P17-7] フラッシュランプアニール(FLA)による高電子濃度かつ高電子移動度のn+poly-Ge形成

小池 正浩1,2、臼田 宏治1,2、鎌田 善己1,2、森 貴洋2,3、前田 辰郎2,3、手塚 勉1,2 (1.東芝研開セ、2.産総研GNC、3.産総研)

キーワード:半導体、ゲルマニウム、熱処理

フラッシュランプアニール(FLA)を含む様々な熱処理プロセスでn+poly-Ge形成を試みた。ファーネスアニールで結晶化させるとアクセプターライクな欠陥起因のホール(~1018 cm-3)が生成され、p+poly-Geが形成された。一方でイオン注入後のFLAを含む熱処理プロセスでは高電子濃度(~1019 cm-3)かつ高電子移動度(>140cm2/Vs)のn+poly-Geが形成された。活性化率はバルクGeとほぼ同じであり移動度はバルクSiに匹敵する。欠陥低減するイオン注入後のFLAがn+poly-Ge形成の本質であることが明らかになった。