2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.3 絶縁膜技術

[23p-C102-1~14] 13.3 絶縁膜技術

2022年9月23日(金) 13:15 〜 17:00 C102 (C102)

渡邉 孝信(早大)、喜多 浩之(東大)

15:15 〜 15:30

[23p-C102-8] 高純度オゾンを用いたALDによるAl2O3膜の膜応力

萩原 崇之1、元田 総一郎1、亀田 直人1、中村 健2、野中 秀彦2 (1.明電NPI、2.産総研)

キーワード:ALD、高純度オゾン、応力

半導体デバイスの高集積化に伴う金属酸化物薄膜の精密な膜厚制御と高アスペクトに対する均一な膜厚の成膜要求に対し原子層堆積(Atomic Layer Deposition:ALD)法が注目されている。我々は〜100%濃度O3 (Pure Ozone:PO)をALDに適用し、プリカーサにトリメチルアルミニウム(TMA)を用いたAl2O3膜をSiウエハ上に成膜し膜応力を評価した。PO-ALDにて成膜したAl2O3膜は引張応力が生じており、他の酸化種よりも低応力であることからAl2O3膜応力には酸化力が影響していると示唆される。