【一般講演】 リサイクル［9/12(火) PM 第5会場］

[1501-09-01] 不活性雰囲気の石灰水中における種々のリチウムイオン電池の液中破砕・失活処理

○安田 幸司¹、江頭 正浩²、下田代 肇²、井形 広雄²、岸本 章宏¹、宇田 哲也¹ (1. 京都大学、2. 日本磁力選鉱株式会社)

司会者：上田 高生（産総研）

キーワード：リチウムイオン電池、リサイクル、石灰水、失活処理、湿式プロセス

使用済みリチウムイオン電池 (廃LIB) を安全に失活するプロセスとして、窒素雰囲気下の石灰水中での切断・破砕を研究している。2023年度春季大会では、窒素雰囲気下に保持した約200Lの石灰水中で、種々の充電割合の車載用LIBのセルに対して水中破砕を実施した内容を報告した。今回は、車載用LIBに加えて、小型家電用LIB (掃除機用、パソコン用、モバイルバッテリー、加熱式タバコ) の切断と失活を実施し、産業化への課題へ向けて各種知見の蓄積を行った結果について紹介する。