9:35 AM - 10:00 AM
[1701-05-01] Phase modification of slag and glass as by-products by hydrothermal reaction for their effective utilization
Chairperson: Norihiro Murayama (Kansai University)
Keywords:Hydrothermal reaction, Slag, Porous material, Hydroxyapatite, Phosphorus
金属製錬から副産物として発生するスラグや、廃ガラスはいずれも多成分系の酸化物である。スラグは主に路盤材やセメント原料などへ再資源化されることが多いが、必ずしも全てのスラグが再利用されておらず、さらに付加価値の高い材料としての用途開拓が望まれる。著者はこれまで、高温高圧の水を用いた水熱反応による、省エネルギーかつ簡便なプロセスによってスラグおよびガラス材を改質し、機能性材料または有価成分の二次資源としての有効活用を試みてきた。本講演ではその具体的な成果として、主に(1)高炉スラグおよび廃ガラスを原料に用いたトバモライト結晶を表面に有する微細孔材の創製と不純物除去フィルターとしての応用、(2)ハイドロキシアパタイト生成反応を利用した製鋼系スラグからのリン選択的回収、について報告する。
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