資源・素材2023(松山)

講演情報(2023年8月10日付 確定版)

若手・一般ポスター発表(ショート講演)

ポスター発表ショート講演(地球・資源分野)[9/13(水) PM 第1会場]

2023年9月13日(水) 13:00 〜 14:00 [第1会場] 4F EL45(共通講義棟C)

司会者:木下尚樹(愛媛大学)

13:28 〜 13:32

[2105-19-08] (学生発表:修士課程)クラウドソーシングと写真測量法を複合した追従的な地下坑内三次元復元システムの検討

○塩野入 貴也1、池田 啓2、鳥屋 剛毅2、大友 陽子1、北原 格3、川村 洋平1 (1. 北海道大学、2. 秋田大学、3. 筑波大学)

司会者:木下尚樹(愛媛大学)

キーワード:デジタルツイン、地下坑内、三次元復元、クラウドソーシング、写真測量法

デジタルツインの普及は各産業で著しく、鉱業も例外ではない。開発進捗、環境情報、作業員の健康状況等、多様な要素が交錯する鉱業ではこれらを三次元空間内で一元化し、操業効率を高めることが期待されている。
デジタルツイン実現の鍵はデータを統合する三次元モデルの作成である。鉱業では、日々の採掘による鉱山形状変化を追従可能な三次元モデルの構築が必要となる。露天掘り鉱山ではドローンなどにより得られた広域映像に対して写真測量法を用いることで比較的容易に三次元モデルの作成可能だが、地下坑内では大規模な映像収集が障壁となる。
そこで本研究では地下坑内の大規模な映像収集のためにクラウドソーシングを用いる。クラウドソーシングとは、不特定多数の作業者へのタスク振り分ける手法を指す。オペレータが鉱山のWebGISサービス内でクラウドソーシングにより作業者に必要とされる地点の映像撮影のタスクを割り振ることで、坑内作業者は坑内のどこのエリアの映像を撮影すべきか即座に判断でき、効率的な映像収集が可能となる。こうして収集された映像に対し写真測量法を用いることで追従的な地下坑内の三次元復元が可能となる。

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